関門海峡

関門海峡写真北九州市と山口県下関市の間には、関門海峡と呼ばれる海峡があります。関門海峡の成り立ちは古く、第四紀更新世後期の最終氷期(約7万年前〜1万年前)に気候が寒冷化し、河川が発達したことに始まります。関門海峡付近には中生代白亜紀後期(約9000万年前)の花崗閃緑岩が分布し、寒冷期に発達した河川がこれら岩石を洗い出し関門海峡の原型(窪地)を作りだしました。その後、気候が温暖化し、海水面が上昇、その窪地に海が浸入、現在の関門海峡ができました。

TOPへ戻る