骨を取り除いた凹型

化石の凸型のスケッチ

 壱岐産の魚類化石は骨が風化しているため、骨の外形や表面は明瞭ではありません。骨をすべて取り除いて凹型にし、シリコンラバーで型をとると、凸型となるので、それぞれの骨の形や表面の装飾がよくわかります。このような凸型をピール(むいた皮という意味)といいます。

 当館所蔵の標本はすべてこのようなピールが作られ、研究に使用されました。

化石の骨をピールを使って調べる。

展示標本

シリコンでとった凸型

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