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シオマネキの一種が近隣のよく知る個体と知らない個体を区別できることを実証

2026年02月13日

 北九州市立自然史・歴史博物館の竹下文雄学芸員と北海道大学水産科学研究院の石原千晶助教は、奄美大島に生息するオキナワハクセンシオマネキの近隣個体間で生じるなわばり闘争において、本種が既知と未知の対戦相手を区別することを野外実験より示しました。この成果は動物の行動に関する国際学術誌「Animal Behaviour」にオンラインで掲載されました。当館では、本研究概要を特別展示いたします。

展示期間:令和8年2月19日(木)〜令和8年3月22日(日)
場所:北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)エントランス

1. 研究の要点

  • カニの仲間であるオキナワハクセンシオマネキの近隣個体間で生じるなわばり闘争において、本種が既知と未知の対戦相手を区別することを野外実験より示した

  • こうした既知認知能力を甲殻類で示した研究例は少なく、本種が私たちの想像以上に高度な認知能力を持つことを示唆する

2. 論文掲載情報

Takeshita, F., Yasuda, I. C. (2026) Dear enemy phenomenon in fiddler crabs: escalation of fights with unfamiliar individuals rather than familiar neighbours. Animal Behaviour, 233, 123470. DOI: https://doi.org/10.1016/j.anbehav.2026.123470

3. 研究成果についての詳細資料はこちら→PDF

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