近代日本の出発点となった明治維新。薩摩・長州・土佐藩などの志士たちや幕府新選組の活躍などがよく知られています。関門海峡は下関戦争と長州戦争の2度にわたって戦場となるなど、明治維新の重要な舞台でした。しかし北九州の小倉藩と福岡藩がどのように関わったか、両藩にとってどのような出来事だったか、広く知られているわけではありません。
そこで本展は関門海峡に焦点を当てて、小倉・福岡両藩と長州藩の動向を中心に、ゆかりの地から関係資料を集成して、知られざる明治維新のドラマをえがきます。
明治維新150年を前に、また「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録1周年を記念して、あらためて明治維新とは何か考える展覧会です。今年は長州戦争の際に小倉藩が小倉城を自焼して150年にあたります。なぜ、どのように小倉城が自焼に至ったか明らかにします。本展を通して、地域の歴史を再発見していただければ幸いです。
最後になりますが、本展にご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
関門幕末維新伝展実行委員長
いのちのたび博物館 館長 上田恭一郎
展覧会名 | 関門幕末維新伝 |
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会 期 | 2016年10月1日(土)?2016年11月27日(日) |
開館時間 | 午前9時?午後5時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 会期中無休 |
会 場 | 北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館) 〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1 TEL.093-681-1011 |
料 金 |
※( )内は、団体30名以上のお一人様料金です。 |
主催 | 北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)、毎日新聞社 |
後援 | 福岡県教育委員会、NHK北九州放送局 |
協力 | 岩国徴古館、岡山大学附属図書館、唐津市教育委員会、京都国立博物館、黒崎歴史ふれあい館、真田宝物館、下関市立長府図書館、下関市立東行記念館、下関市立歴史博物館、大蔵院、立花家史料館、長崎大学附属図書館、長登銅山文化交流館、萩博物館、福岡県立育徳館高等学校、福岡県立図書館、福岡市博物館、みやこ町歴史民俗博物館、毛利博物館、八代市立博物館、柳川古文書館、山口県文書館、横浜開港資料館 |
第24回ふくおか県文化祭2016協賛事業