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尾びれ

生きたシーラカンスの発見!

シーラカンスとは?

今から約4億900万年前の古生代デボン紀に現われた魚で、1938年に南アフリカで生きたシーラカンスが捕獲されるまでは約6600万年前の白亜紀末に絶滅したと考えられていました。シーラカンスの仲間は世界各地から約130種が発見されていますが、そのうちシーラカンスとして認められているのは現生を含め94種ほどです。現生のシーラカンスは海にすんでいますが、昔のシーラカンスは湖や川にもすんでいました。

1938年12月23日に南アフリカで生きたシーラカンスが発見されました。発見したのはイーストロンドン博物館の学芸員マージョリー・コートネイ・ラティマーさんです。1939年に南アフリカの魚類学者J. L. B.  スミス博士によってラティメリア・カルムナエ(Latimeria chalumnae )と命名されました。属名のラティメリアは発見者の名前に因んだもので、種小名のカルムナエは捕獲された場所がシャルムナ海岸の沖合であったことに由来しています。カルムナはシャルムナのラテン語よみです。

マージョリー・コートネイ・ラティマーさん

写真と手紙はSouth African Institute for Aquatic Biodiversityから提供されたものです。

© South African Institute for Aquatic Biodiversity