「ホントはすごい!どうぶつ展」では、空を飛んでしまった生きものたちをはじめ、陸上や水中で特別な能力を発揮する動物たち、風を味方にした植物たちを紹介します。当たり前と思われがちな、「本当はすごい能力」をあらためて見てみましょう。
空を自由に飛ぶことは、私たち人間の夢でした。今ではグライダーや飛行機に乗って空を飛び回ることができるようになりましたが、生きものたちは自分の体だけで空を飛んでしまいました。また、同じように「飛ぶ」といっても、はばたいて飛び回るもの、滑空するもの、などさまざまです。
飛ぶ!
空を飛べるだけでも脅威ですが、その中でも卓越した能力を持つものがいます。
滑空する!
はばたいて飛び回ることはできませんが、発達した膜を広げて遠くまで滑空します。
跳ぶ!
力強い脚で、高く、遠く、跳ぶことができます。
風を利用する植物! 〜空を飛ぶタネ〜
植物のなかには、ただ飛ばされるだけでなく、風を利用して遠くまで種を飛ばすものがあります。
人の短距離走世界記録は100m走で9秒58、時速になおすと約37.6km。では、動物たちはどうでしょう。
水中は魚の世界と思われがちですが、鳥も爬虫類も哺乳類も負けていません!
総合農事センターで「さっちゃん」の愛称で親しまれた木曽馬「幸春号」。残念ながら平成26年1月に33歳の木曽馬最長寿で亡くなりましたが、標本となってもどってきました。