北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館 KITAKYUSHU MUSEUM OF NATURAL HISTORY & HUMAN HISTORY

馬場 稔

プロフィール


2007年3月、インドネシアの調査基地の軒先で

哺乳類担当学芸員(ジオパーク推進担当係長)
馬場 稔
ばば みのる
[理学博士]

1954年(昭和29年) 福岡県生まれ
1983年(昭和58年)3月 九州大学大学院理学研究科(生物学専攻)博士後期課程単位取得退学
1983年(昭和58年)4月~1991年(平成3年)12月 大分医科大学教務員(医動物学教室勤務)
1992年(平成4年)1月~2002年(平成14年)10月 北九州市立自然史博物館学芸員(哺乳類担当)
2002年(平成14年)11月~現在 北九州市立自然史・歴史博物館学芸員(哺乳類担当)

主な研究業績

研究紹介

ムササビの滑空

ムササビの雌雄

マレーヒヨケザルの滑空

マレーヒヨケザルの母子と雄(たぶん)

ムササビの生態調査にはじまって,一時期,渓流に発生する吸血昆虫ブユを調べたり,寄生虫の調査に関わったりしていました.最近はインドネシアに出かけてムササビ同様に滑空動物であるマレーヒヨケザルの分布や生態を調べました.(⇒結果の一部が本になりました)

その他の哺乳類では,九州でのニホンカモシカの生態学的研究を行っています.九州,特に大分県に生息する特別天然記念物ニホンカモシカについて,分布と個体数(密度)の変動,および疥癬の罹患状況についてモニターを続けています.また,交通事故などにより斃死した哺乳類から,分布及び食性等の生物学的情報の蓄積に努めています.標本収集の一環として,長崎県野崎島に生息するニホンジカの頭骨収集も継続的におこなっています.
哺乳類の調査は一人ではできないことも多く,他の大学や研究所,行政や民間の方たちなど,多くの人の協力を得ながら仕事を進めています.