歌仙拵

歌仙拵
細川忠興所用
江戸時代初期(17世紀)
財団法人永青文庫所蔵
歌仙拵は、室町時代の関(美濃)の刀工兼定作の刀を納めた拵で、忠興が八代城在城の折、この刀で家臣六名(三十六人とも)を成敗したという伝承から、六歌仙(三十六歌仙)に因んでその名があります。一見地味ながら凝った装飾がほどこされ、全体の形も美しく、忠興が好んだこのスタイルが肥後拵の手本とされました。

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